スペイン到着後最初の難関?~サラマンカでTarjeta de estudianteを受け取る

こんにちは、zuzuです!

今回はスペイン留学するみなさんにとって、現地到着後の最初の難関となるであろう、Tarjeta de estudianteの申請と受け取りについて紹介します。

この記事の情報は2018年9月時点のサラマンカのものです。
最新の情報は必ず現地機関等で確認してください。

1. そもそもTarjeta de estudianteって?

Tarjeta de estudianteとは、日本語に訳すなら学生証のことです。

といっても留学先の教育機関から発行されるものではなく、現地の移民局や警察署で発行されるものです。

スペインに181日以上滞在する場合、日本で長期学生ビザを申請・受取しなければいけませんが、実はここで取得できるビザは仮のもの。

そのため、現地に到着してから1か月以内にこのTarjeta de estudianteを申請して、受取まで済んだところでようやく長期滞在が可能になります。

こちらも日本での手続きと同様、申請から受取までに時間がかかります。

(ちなみに滞在日数が91日~180日の場合は短期留学ビザになります。90日以下ならビザなしでOK!)

2. 必要書類と申請場所

まず申請に必要な書類ですが、

  • 申請用紙
  • 証明写真(小さいサイズ)
  • パスポートのコピー

の3点です。

申請用紙は警察署でもらえるので、それを記入して持っていきます。
日本で印刷して持ってきている人もいましたが、私はデータを見つけられなかったので現地でもらいました。


(画像はクリックで拡大されます)

こんな感じで、(1)の部分だけ記入するように指示されます。Representante legalは記入しなくても大丈夫でした。

証明写真は特に詳細は指定されませんでしたが、一応背景が白のものを持っていきました。
スペインにも証明写真機はあるので日本から持ってくるのを忘れてしまっても大丈夫ですが、日本の証明写真の方が質はいいです(笑)
ちなみにサラマンカにはCalle Toroという通りにある大きな赤いスーパー、Carrefourの横に証明写真機があるのを確認済みです。
(1度使ってみましたが椅子の高さ調節ができず中腰で撮りました・・・(笑))

パスポートのコピーは、日本で受け取ったビザのページ、顔写真や国籍などが載っているページ、スペイン入国スタンプのページの3枚を印刷していきました。
入国スタンプのページは現地に到着してからでないとコピーできないので、街のコピー屋さんで印刷してもらいました。
地図アプリでfotocopiaなどで検索すれば出てくると思います。1枚0.1ユーロくらいでした。
スペインに到着するまでの乗り継ぎなどの関係で他のEUの国に最初に入国してしまい、スペインの入国スタンプがない!という人は、航空券の控えなどを持っていっておくと安心かと思います。

必要書類を揃えたらいよいよ警察署に向かいます。

ここがとてもわかりづらくて、1度別の警察署に行ってしまい若干怒られたのですが(笑)、サラマンカの申請場所はこちらです。

Calle Gran Viaという通りにあるSubdelegación del Gobierno de Salamancaというところです。
大きい郵便局(correos)の隣にあります!

3. 申請手順

警察署に着いたら中に入って順番を待ち、いよいよ申請・・・といきたいところですが、時期によっては新しく来た留学生がみんな申請しにきているので、とてつもなく混んでいます。

私が申請したときも、かなり早い時間に着いたにも関わらず、すでに外に長蛇の列ができていました。

予約はいらないと聞いていましたが、いざ行ってみると「今日は人が多すぎるから申請書類だけ受け取って、明日の予約を入れて帰ってくれ」というようなことを言われました。

せっかく早起きして朝一で来たのに・・・と思いましたがしかたなく翌日にまた来ることになりました。こういうところがさすがスペインだなあと改めて感じた出来事です(笑)

友人たちは予約を取れなんて言われなかったよ~と言っている子が多かったので、タイミングによるのかもしれません。

翌日は予約があるのですんなり入れてはもらえましたが、中に入ってからはやっぱりしばらく待つことになりました。
番号札が出てくる機械があるのでそこで紙を出して自分の順番を待つような感じでした。
画面にはいくつかアルファベットが出ていますが、Tarjeta de estudianteの申請の場合はDを選べばよかったと思います。(おそらく)

自分の番号が呼び出されたところで、ようやく申請ができます!
申請自体は大したものではなく、書類の確認をされたり指紋を取られたりするのですが、途中で振り込み用紙を渡され、「じゃあ今から銀行に行って手数料を振り込んできて」というイベントが発生します。
知らないで行くと、ここでちょっと困惑するかもしれませんが安心してください。

警察署の近くには銀行がいくつかあるので(スペインにしては意外なことにどこも朝早くから開いています)、そのうちのどれかに入って、銀行の人に振込用紙を見せてお願いすれば大丈夫です。
私が行った銀行ではATMのような機械で振り込み手続きを行っていたので、やろうと思えば自分でもできるのかもしれないです、が、やってもらったほうが安心だと思います!

ちなみに金額は15.76ユーロでした。

振り込みが済むとレシートのようなものがもらえるので、それを持ってまた警察署に戻ります。
ちょっとめんどくさいですが、ここまで来ればあと少しです!

振込証明のレシートを渡して、申請手続きが終わると説明書きの用紙を渡され、「3,4週間後にできるからそのとき来てね」と言われました。
3,4週間後・・・?どっち・・・?アバウトすぎない・・・?と思いましたが(笑)
(同じ時期に申請した友人は4週間後、としっかり伝えられたそうです。適当ですね・・・)

4. いよいよ受け取り!期限はいつまで?

受取も申請と同じように、警察署に行ってしばらく待つことになります。

このときは予約はいらないので、〇週間後に来てね、と指示された日にち以降に行けば大丈夫です。

私は3,4週間後とアバウトなことを言われましたが、3週間後に試しに行ってみたら無事発行されていました(笑)

受取はカードをもらうだけなので一瞬で終わります。

有効期限ですが、私の場合は「入学許可書に書かれている授業終了日」と完全に一致していました。

が、友人は授業終了日から1週間以上あとの日付になっていたので、基準はいまいちよくわかりません。そんなところもさすがスペイン・・・

留学終了後に旅行して帰りたいなどと考えている人はできるだけ長い日付のほうがありがたいと思いますが、自分で日付を希望することはできなさそうです。

今回はTarjeta de estudianteの申請と受取について紹介しました!
スペインではこういった手続きはなかなか一筋縄ではいかないこともありますが、焦らずにひとつずつクリアしていきましょう 🙂

それでは今日はこの辺で。Hasta luego!

この記事は2019年1月25日に書かれたものをブログ引っ越しを機にリライトしたものです。記事中の時系列も記事執筆当時のものになっています。
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