私は通販で組み立て式のロフトベッドを購入しました。
使用してみて感じたことも含めてこんな記事にまとめてみました。
今回は私がロフトベッドを使ってみるまで気づかなかったことを『盲点』としてご紹介したいと思います。
〔盲点1〕デスク付きロフトベッドは私の頭に決して優しくない
ロフトベッドにもいろいろなタイプがあります。
私が購入したのはベッドの下がフラットなデスクになっているタイプです。
このブログの執筆やネットサーフィンをこのデスクで行っています。
使用したての頃はしょっちゅうロフトベッドの金属製の固いパイプに頭をぶつけていました。
そこに危険があると気付かずに体をぶつけた時その痛みは思いのほか激しいです。
ロフトベッドの下に潜り込むような形で机に向かっていると上や後ろに気を配るのを忘れて立ち上がってしまうのです。
運の悪いことに机に向かう私の後頭部に位置するベッドのパイプは四角い鉄パイプです。
まさに後頭部を鉄パイプで殴られたような痛みです。
そして時には急いで机に向かう私の前頭葉を直撃します。
ベッドと天井の間の距離も大事ですがロフトベッドの下に潜った場合の「頭ぶつけ対策」も結構大切です。
1-1. この危険を避けるには?
解決法として理想的なのはベッドが頭に当たらない程度の高さのあるものを選ぶことです。
かと言って天井の高さに限度があるのでそれほど高いベッドを選ぶことはできません。
頭がぶつからない商品を選ぶことは諦めましょう。
それよりは頭をぶつけないような行動パターンに慣れるか、頭をぶつけてしまった時の衝撃をできるだけ最小限で済むようにすることが現実的です。
ロフトベッドのパイプが丸いタイプを選ぶとか、何かしらクッションの付いた製品が無いかどうか探してみます。
1-2. 私がおススメする回避法
しかしながら商品のバリエーションと自分の好みや他の選択時の優先順位もあります。
そうすると私の頭部に優しい商品を選べる余地は少ないかもしれません。
『頭をベッドのパイプにぶつけると思いのほか痛くて、しかもその「頭をぶつけてしまうリスクの確率」が思いのほか高い』ことに購入後に気付いた場合には後付けで対処することになります。
そこでおススメなのが『クッション材を貼りつける』という方法です。
材料となるクッション材は私の大好きなここに「おあつらえ向き」なものが売っていました。
大型ホームセンターのジョイフル本田では様々な材料を「計り売り」しています。
今回利用したクッション材は1メートル1,000円程度で売っていました。
ちょっと高めではありますが、毎日頭を打って少しづつ脳細胞が減っていく損失から考えると安い買い物です。
ベッドの寸法を測ってその長さを買ってくるだけです。
クッション材の片面は両面テープ仕様になっていますので、シールを剥がして貼るだけです。
意外に粘着性は強く一度貼ってしまえばビロビロと剥がれてくることもありません。
おススメです!
〔盲点2〕ベッドはデスクにとっては光を遮る邪魔ものになってしまう
当たり前と言えば当たり前ですが、ロフトベッドは『布団が敷かれて初めて役立つもの』である点を忘れてはなりません。
2-1. レイアウトを変えることで採光を実現
思っている以上にロフトベッドの下は暗いスペースになります。
上の写真の様にベッドの底部分が網になっているタイプは気づきにくいかもしれません。
家具屋さんなどで物色している時には机の明るさをあまり気にすることはありません。
しかし布団を敷かれてしまうと上からの光を遮るスペースになるという点が意外な盲点となります。
ですから明かりを取ることを念頭にした位置決めをすると良いと思います。
2-1-1. 我が家のロフトベッド利用者変更の経緯
実は私が今使っているロフトベッドは元々高校生の娘に買ってあげたものでした。
しかし生来の恐がりでおばけがいつまで経っても怖いという娘です。
2階にある自分の部屋で一向に寝ようとせず勉強もダイニングテーブルでしかしませんでした。
せっかく買ったロフトベッドも一人で占有している部屋ももったいないです。
そこで私が部屋ごと娘とトレードしたという経緯がありました。
2-1-2. 変更前のロフトベッド配置
娘がレイアウトしたのは下の図のように壁側にベッドを付けたものでした。
娘の部屋に荷物を運びこんで引っ越しする前にロフトベッドの位置が使い易いのか点検してみることにしました。
その時に出窓から入る光を机に入れた方が明るそうだということにも気づきました。
2-1-3. 変更後のロフトベッド配置
そして下の図の様なレイアウトに変えることにしました。
このレイアウトなら下の側面図の様に出窓からの光で天気の良い昼間なら蛍光灯要らずになります。
2-2. ロフトベッドの配置だけでは解決できない照明
太陽光が入る昼間ならロフトベッドの配置を工夫することで解決することができます。
でも夜はそうはいきません。
蛍光灯の光をベッドが遮ってしまうのです。
元の持ち主である娘は勉強はもっぱらリビングでしたのでさほど照明の暗さが気にならなかったのかもしれませんが、私は書斎としての機能をこの机で果たさなければなりません。
思いのほか暗くてとてもここで作業をすることはできません。
デスク付きロフトベッド購入の最大の盲点でした。
この点に関しては後付けの蛍光灯を購入することにしました。
2-2-1. ロフトベッドのデスク照明にコレ買いました
まずは会社帰りにビックカメラで後付け用の蛍光灯を物色することにしました。
ちょっとおしゃれ感もあるし向きを自由に変えられた方が良いかなって思ってスポットライトタイプを中心に見て回りました。
結構いろんなタイプがありましたが、オーソドックスなタイプにしました。
首が自在にねじれるタイプなので作業の状態を選ばないと考えたからです。
クリップタイプならしっかり固定できるし設置位置も自在に選べるし好都合だと思いました。
設置はこんな感じです。
私のロフトベッドの下部は骨組みなのでベッド下にいろいろな設置をするのに便利な構造です。
設置するとこんな感じです。
スイッチはコードの途中にあります。
天井(ベッドの底面)からぶら下がっている位置にスイッチがきます。
灯すとこんな感じです。
2-2-2. 充分な光で照らすには…
ところが…。
設置自体はうまくいったのですが、スポットライトでは光源として不十分でPCを使用するにも薄暗さを感じてしまします。
天井にある蛍光灯の明るさの恩恵の大きさを改めて感じる結果になりました。
前から、真上から、横から、斜め後方から、いろいろな位置で試してみましたが、机全体を照らすにはスポットライトだけでは不十分でした。
ライトの首部分もアレコレねじってみましたし私の無い頭もひねってみましたたが状況は芳しくありません。
仕方なくもうひとつライトを追加することにしました。
スポットライトは後方からの光源として利用することにして一般的な机の蛍光灯になるようなものを探しました。
そしてLEDの蛍光灯にすることにしました。
裏面にはマグネットが付いていて私のロフトベッドの鉄パイプならくっつきます。
正確にはマグネットが付いている枠が蛍光灯の両脇に付いていてそれが左右にスライドするので、パイプがある都合の良い位置に調整できるので蛍光灯の長さとパイプとパイプの間隔が一致していなくても両脇のマグネットをパイプ位置に簡単に合わせられます。
また、LEDなので本体は薄型でとても軽量なので強い磁力ではありませんが、落下の懸念はありません。
スイッチは右の黒い■部分のセンサーです。
手をかざすとセンサーが反応してライトが点灯します。
もう一度かざすと消えます。
実はこのLEDライトはデスク用ではなく納戸用なんで感応式のスイッチになっているのですが、頭上前方に変なスイッチがブラブラしなくて良いかな?って思って購入しました。
結構便利で気に入っています。
少し予算オーバーにはなってしまいましたが、結果的には光の死角がなくなり目に優しい環境が手に入って良かったと思っております。
ちなみに一般的な蛍光灯は電気工事に関する免許が無いと設置は禁止されていますので、ホームセンターなどで安易に蛍光灯を購入するのは避け、お店の人などに一般人でも設置可能かどうかを良く確認しましょう。
〔盲点3〕エアコンの風も遮るベッド
前述の様に外部の明かりを取り入れるためにレイアウト変更した結果、写真の様にエアコンの真下にベッドがくるようになりました。
これが裏目にでました。
3-1. エアコンの空気の流れも遮るベッド
エアコンの空気を完全に遮ってしまい、思いのほか下まで涼しい風が来ません。
最新のエアコンにはいろんな機能があってエアコン側にその対策ができるのかもしれませんが、我が家のエアコンは風をスイングさせる程度しか対策が無く、しかもあまり効果がありませんでした。
仕方がありませんので扇風機を使ったりしていますが、完全に遮られる風の流れを下の机まで良く通るようにすることはできず、エアコンの設定を強めて対応しています。
私はあまりエアコンが好きではなく常に弱めに設定しているのでさほど困ることはありませんが、就寝時にエアコンを使用する際には私が最も苦手な「直風」に近い状態になってしまい、「スリープモード+温度高め」で何とかしのいでいます。
エアコンとの位置関係は照明とともに気にしましょう。
4. ベッドのレイアウト変更をしないためにも
今回ご紹介した通り、「明かりをどうするか」「エアコンの風の流れをどうするか」という点も考慮に入れておくことをお勧め致します。
また冷蔵庫のドアのように左右がどうしても問題になるケースもあります。
お部屋のどこにベッドに設置するのかはいろいろな要素を加味して慎重に決めたいところです。
我が家は1度位置を変更しました。
一度組み立ててしまうと荷物も入っていますし移動は大がかりになりがちです。
今回の我が家のロフトベッドの移動では多少のベッドの分解を伴いました。
我が家の長方形の部屋のなかを大きなロフトベッドを回転させることは無理でした。
でも家族みんなに手伝ってもらえたので思ったよりは時間もかからずにレイアウト変更することができました。
ちなみにこのロフトベッドを組み立てた時の様子は以下のブログ記事でご紹介していますのでご興味のある方はコチラの記事もどうぞ。
レイアウト事例、ロフトベッドの省スペース・有効活用法をご紹介した記事もご用意しています。
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