留学先の家探し~寮?ピソ?ホームステイ?

こんにちは、zuzuです!

留学生活において、住む場所ってとても重要だと思います。

家の居心地が良いかどうかでモチベーションも変わってきますよね。

特に留学生活最初の住居は日本にいる間に決めなければいけないので、悩む人も多いんじゃないでしょうか。

そこで今回は住居選びについて書きたいと思います。

1. どんな選択肢があるの?

ほとんどの場合、スペイン留学生の住居の選択肢は寮・ピソ・ホームステイだと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、ピソというのは主に学生が住んでいる共同アパートで、個人の部屋の他に共用のキッチンやトイレ・シャワーなどがついています。

2. 私の現在の住居

私は少し特殊なのですが、ピソとホームステイの中間のようなところに住んでいます。(笑)

普通のピソを借りたつもりだったのですが、同じ家に大家さんが一緒に住んでいて、掃除・洗濯からなんとお昼ご飯の用意までしてくれています!

(通常、ピソには大家さんの部屋自体はあるものの普段は別の家に住んでいて、家賃の集金等のときだけ来るのが一般的だと思います)

大家さんはとても気さくな人で、お母さんみたいな感じです。

それってホームステイと何が違うの?と思われるかもしれませんが、家賃はホームステイの家賃相場の半額以下の200ユーロです。

さらにホームステイとは違い、朝と夜は自分でご飯の支度をしています。

調理道具や食器類も揃っているキッチンが自由に使えるのは本当にありがたいです!

スペイン料理は基本的に何でも口に合うのですが、たまにはインスタントラーメンとか食べたくなる日もあるので…(笑)

大家さん曰く「お昼は1人分も2人分も変わらないから作るけど、夜は料理したくないの(笑)」とのことでした。

大家さんがお昼を作らなかったときは一緒に外に食べに行ったり、夜もときどき一緒にバルに行ったりピザを取ったりと、ホームステイよりだいぶ自由です。

食材も、じゃがいもや牛乳などベーシックなものは家に常備してあるものを使っていいよ、なくなったらお金を出し合って買い足そうね、というスタンスです。

ちなみにもう1人ブルガリア人の女の子も同じピソに住んでいるのですが、彼女は1人でいるのが好きなのか、私や大家さんとはほとんど関わろうとしません(笑)

食材のシェアもしないし、お昼も自分で作って部屋で食べているみたいです。

私はピソの自由さとホームステイのアットホームさを両方感じられて、今の家にはとても満足しています!

元々、最初の何か月かは大学の寮に入るつもりだったのですが、申し込みが遅かったため既にいっぱいで希望していた部屋に入れず。

そこで寮は諦めて焦ってピソを探し始めたのですが、そのおかげでここに住むことができたので結果的にはよかったと思っています。

3. 結局どんな住居を選べばいいの?

現在ピソ(?)に住んでいる経験や、去年の短期留学の際に同じくサラマンカで1か月ホームステイをしていた経験、また寮に住んでいる友人の話なども踏まえて、それぞれのメリット・デメリットを挙げていきます。

3-1. 寮

3-1-1. メリット

・安心

特にはじめての留学の場合、最初からいきなりピソに住むのは少し不安もあるかと思います。

その点、寮によっては24時間体制のレセプションもあったりと、何かあったときにすぐに頼れる人がいる環境だと安心感があるかもしれません。

・友達が作りやすい

大学の寮には留学生だけでなくスペイン人学生もたくさん住んでいます。

寮主催のパーティーなどのイベントが行われることもあるようで、そこでスペイン人学生や留学生と知り合うこともできるかもしれません。

2-1-2. デメリット

・高い

ピソより寮のほうが高いのは意外でしたが、スペインの場合は大学の寮は圧倒的に高いです。

1人部屋よりも、2人部屋やキッチン共有の部屋の方が安くなりますが、それでもひと月500ユーロを下回ることはないかと思います。

食事がつくと高くなるので、自炊している人も多いみたいです。

3-2. ピソ

3-2-1. メリット

・安い

ピソの最大のメリットはやはり他の2つの選択肢に比べて圧倒的に家賃が安いことだと思います。

200ユーロ台が相場だと思いますが、サラマンカではそれ以下の物件もかなり見つかります。

・自由が利く

基本的にピソでは自分のことは自分でやるのでホームステイより気楽かもしれません。

何時までに帰らないと…といった縛りがなく、自分のペースで生活できると思います。

・友達が作りやすい

寮のメリットとかぶりますが、ピソもやはり何人かで共同生活をするので、友達も作りやすいと思います。

ルームメイトはスペイン人の場合も留学生の場合もありますが、それぞれの国の料理を作ってパーティーするといった光景に憧れる方も多いんじゃないでしょうか?

そうしてルームメイトと交流することで語学力も向上すると思います。

3-2-2. デメリット

・ルームメイトとの相性

ルームメイトが気が合う人たちばかりだったらいいですが、中にはうまが合わない人もいますし、シャワーやキッチンの使い方など、多くの日本人が当たり前にする配慮が当たり前ではないことも多々あります。

スペイン人の友人から聞いた話では、ルームメイトとの相性が悪くて一度も口を利かなかったこともあるそうです(!)

3-3. ホームステイ

3-3-1. メリット

・家事の心配がない

やはりホームステイでいちばんありがたいのは家のことをやってくれる人がいるということです。

自分の部屋の掃除や食事の後片付けなど、できる範囲のことは自分でやるに越したことはないですが、基本的にはホストファミリーが家事をしてくれます。

特に実家暮らしでいきなり留学に来る人などは(私もそうですが)慣れない海外生活での負担が少し減ると思います。

・家でもスペイン語を話す機会がある

これもかなり大きなメリットだと思います。

もちろん自分の部屋に閉じこもっているだけではそれほどホストファミリーと会話する機会はないですが、お昼ご飯は基本的には家族で食卓を囲むことになるので、必然的にスペイン語を使う機会が増えます。

留学生を受け入れているような家庭は比較的オープンな家族が多いので、食事の時間以外でも積極的に関わってスペイン語を話すチャンスを作るといいと思います。

3-3-2. デメリット

・高い

ホームステイも寮と同じく家賃が高いです。

私が以前ホームステイをした際は、3週間で505ユーロでした。

1か月だと日本円にして9万近くかかってしまうことになります。

さらに洗濯を頼む場合には別料金で週に14.5ユーロ払わなければいけませんでした。

(さすがに高すぎるので近所のコインランドリーで洗濯していました。半分以下の金額で済みます)

・気を遣う

いくら優しくて大らかなホストファミリーだったとしても、やっぱり他人です。

私が以前ステイさせてもらっていたファミリーもとてもいい人たちでしたが、それでも常に他人の家を間借りしている感覚が抜けず、息が詰まることもありました。

部屋のドアを閉めたままにしておくと家族と関わりたくないというふうに捉えられてしまうと聞いたことがあったので、ドアは常に開けっ放しにしていました。

誰かが部屋の前を通るたびになんとなく気を張ってしまって落ち着かなかったのを覚えています。

4. まとめ

ここまでそれぞれの選択肢のメリット・デメリットを挙げてきました。

自分の経験などを基に挙げてみましたが、どの選択肢を選ぶにしても当たりはずれはありますし、ここに書いたことがすべて当てはまるとは限りません。

人それぞれ重要視するポイントも違うと思います。

もしこれから留学される方で住居選びに迷っている方がいましたら、参考になれば幸いです。

ちなみに今留学していての体感ですが、知っている日本人の中では寮に住んでいる人が多いかな~という感じです。

最初の何か月か寮に住んでピソに引っ越すというパターンも結構あるので、迷ったらとりあえず寮にしてみるのもいいかもしれません。

それでは今日はこの辺で。

¡Hasta luego!

続きは以下の記事です

この記事は2018年10月28日に書かれたものをブログ引っ越しを機にリライトしたものです。記事中の時系列も記事執筆当時のものになっています。
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