この記事はセキュリティソフト購入の検討材料として以下の方に向けたお役立ち情報をお伝えします。
- 他のソフトからESETセキュリティソフトに乗り換えを検討されている方
- 既にESETセキュリティソフトを使用しており更新時期が来た方
- 初めてセキュリティソフトの購入を検討している方
ESETセキュリティソフトはPCがサクサク動くし値段も手ごろと評判が良いソフトです。
実績もあり先日国内販売15周年を迎えて5万本限定の記念商品まで発売され認知度も高い商品となっていますが、いろんな商品ラインナップで「結局どれを買うとお得なの?」という方も多いように感じます。
この記事では「購入前に知っておいて損はない、お得なESETセキュリティソフト購入の要点」についてお伝えしたいと思います。
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上の様な選定フローチャートに従って選定していくと良いかと思います。
当記事ではその詳細についてご説明します。
お読みになるタイミングによってはこの記事の記載事項とは状況が異なっているかもしれません。
従いまして、詳細は公式サイト等でご確認をお願いしたいと思いますが、この記事をお読みにならないと「何を確認しておけばいいのか?」にも気づかないまま購入となってしまうかも知れません。
少し長くなりますが、是非最後までお付き合い下さい。
ESETセキュリティソフトは個人向けと法人向けの商品がありますが、本記事は個人向け商品を対象としています。
0. 手っ取り早く「ESETセキュリティソフト・ベストチョイス」を知りたい方へ
商品ラインナップを理解するのにちょっとややこしい話を理解する必要がありますが、インストールするマシンが決まっていればある程度選択肢は狭まります。
面倒な説明を省きたい方は以下のタイプ別のチョイスを参考にして下さい。
※価格はいずれも2018年12月現在
- Internet Security:WindowsPC用
- Cyber Security Pro:MacPC用
- Mobile Security for Android:Androidスマホ用
※iPhone用は現在ありません
1. ESETセキュリティソフトという「製品」
「ソフトウェアとしての製品」と「パッケージ化された商品」が異なることを良く理解することがお得に購入することの第一歩となります。
この製品と商品を分けてご説明していきたいと思います。
まずはここでは「ソフトウェアとしての製品」について説明します。
1-1. 個人利用製品のタイプは4種類
個人向けのESETセキュリティソフト製品は以下の4種類だけです。
※法人向けの製品は機能・用途で数種類のラインナップがあります
製品名 | 内容 | |
---|---|---|
1 | ESET Internet Security | 個人・Windows用セキュリティソフト |
2 | ESET Cyber Security Pro | 個人・Mac用セキュリティソフト |
3 | ESET Mobile Security for Android | 個人・スマホ用セキュリティソフト |
4 | ESET Smart Security Premium | ESET Internet Securityの高性能版 |
- スマホ用はアンドロイドのみ対応ですのでiPhoneには対応していません。
- 高性能版「Smart Security Premium」はWindows版のみでMacPC・アンドロイドスマホには対応していません。
- 本記事では上記の4製品のうち、Windows用セキュリティソフトである下記2製品に限定して話を進めていきます。
- ESET Internet Security(スタンダード版)
- ESET Smart Security Premium(高性能版)
1-2. WindowsPC向けソフト2グレード間の機能の違い
Windows用製品の各機能は以下の一覧表の通りです。
製品検討の参考にして頂きたいと思います。
MacPCやアンドロイドスマホの場合はソフトの種類は1種類となります。
MacPCユーザーやスマホへのインストールをお考えの方は次の表は読み飛ばして下さい。
I=Internet Security
機能名称 | P | I | |
---|---|---|---|
1 | ふるまい監視 実行中のプログラムの動作監視 | ||
2 | UEFIスキャナー UEFI(デバイスファームウェア)に感染するウイルス検知 | ||
3 | ホームネットワーク保護 Wi-Fiルーターの脆弱性検査/Wi-Fiルーターに接続デバイス一覧表示等 | ||
4 | Secure Data 「仮想ドライブ」「リムーバブルメディア」データ暗号化 | ||
5 | Password Manager パスワード一元管理 | ||
6 | ランサムウェア保護 ランサムウェア検知・ブロック | ||
7 | Webカメラアクセス制御 | ||
8 | ウイルス対策・スパイウェア対策・フィッシング対策 | ||
9 | 不正侵入対策(パーソナルファイアウォール) | ||
10 | 迷惑メール対策 | ||
11 | 有害サイトアクセス対策(ペアレンタルコントロール) | ||
12 | インターネットバンキング保護 | ||
13 | エクスプロイト ブロッカー アプリケーション脆弱性攻撃のブロック/個人情報・FTPアカウント等盗用防御 | ||
14 | アドバンスド メモリスキャナー メモリ監視 | ||
15 | バルナラビリティ シールド ネットワーク通信検査・ブロック | ||
16 | スクリプトベースの攻撃保護 | ||
17 | ボットネット プロテクション ネットワーク通信監視・ブロック | ||
18 | ESET Social Media Scanner(ソーシャルメディアスキャナー) Twitter検査(悪意リンク・有害コンテンツ通知) | ||
19 | ゲームモード ポップアップ通知・スケジュールタスク停止機能 | ||
20 | デバイスコントロール(リムーバブルメディア管理) 外部デバイス検査・ブロック | ||
21 | レスキューCD(ESET SysRescue) 作成したウイルス検索可能メディアによる検査・駆除 | ||
22 | クラウドベース保護(ESET Live Grid) クラウド利用による検出 | ||
23 | ホスト侵入防止(HIPS) 実行中のプロセス・ファイル・レジストリキーの監視 | ||
24 | アンチセフト(盗難対策) 紛失/盗難端末の位置情報確認・アクセス制御/リモートワイプ(データ消去) |
最上位製品との差は「Secure Data」と「Password Manager」の2項目だけですので特に重要視していない方は上位製品に統合されてスタンダードタイプとなった「Internet Security(インターネットセキュリティ)」で十分かと思います。
2. 知っておきたい契約タイプ
「パッケージ化された商品」を分類する前にどのような要素でパッケージ化されるのかを知るために契約タイプについて視点の異なる契約の分類についてご紹介します。
製品そのもののバリエーションはシンプルですがESETセキュリティソフトの契約形態は沢山あります。
とてもバリエーションが多くややこしいですが、最適な選択をするためにはこの契約形態を正確に知っておくことは重要です。
2-1. 登録可能台数の違い
1回の購入で登録できる台数による違いです。
- パーソナルセキュリティ…1台しか登録できません
- ファミリーセキュリティ…5台まで登録可能です
ファミリーという名称ですが、別に家族限定利用ではありません。
自分1人で全部使用しても構いませんし、赤の他人の友人とシェアしても何ら問題ありません。
尚、パーソナルセキュリティ・ファミリーセキュリティどちらの商品も「Internet Security」「Cyber Security Pro」「 Mobile Security for Android」3つのOSに対応したソフトをダウンロード可能です。
どのソフトを利用するのも自由ですし、ファミリーセキュリティはWinPC、MacPC、アンドロイドスマホ、どの様な組み合わせでも構いません。
ここでは「1台:シングルユース/5台:マルチユース」の2タイプがあり、5台のマルチユースの方が高いけど割安だという点を押さえておいて下さい。
2-2. 「ダウンロード版」と「パッケージ版」の違い
- ダウンロード版
ネット上で全ての手続きを行い「物理的な商品のやりとり」がありません。
販売はオンラインショップに限られます。 - パッケージ版
文字通り「パッケージ(箱)」という物理的な商品が存在します。
店舗で購入したりネットショップで購入して配送されることになります。
ここで注意したいのが、この2つの契約形態の共通点と相違点を良く理解することです。
物理的な商品の有無や販売店以外にどのような共通点と相違点があるのでしょうか?
2-2-1. 注意したい「ダウンロード版」と「パッケージ版」の共通点
パッケージ版の大きな箱にCD-RomとかUSBメモリーが梱包されていて、それらのデータを取り込んでインストールする商品だと勘違いしがちです。
ところがパッケージ版もダウンロード版と同様にネット上で「ダウンロードしたプログラム」をインストールします。
そこに両者の違いは全くありません。
「じゃぁ、あの箱の中身は何なの?」
と言えば、オンライン登録時に必要な「購入コード」が記載された紙が入っているだけです。
手順はほとんどダウンロード版と変わりません。
パッケージ版は箱に封入されている「紙」を捨てなければ印刷することなく備忘記録が手に入ることがメリットと言えるかもしれません。
大切なコードは忘れてもいいような備えが必要ですからね。
2-2-2. 注意したい「ダウンロード版」と「パッケージ版」の相違点
それでは何が違うのかと言うと「契約期間の開始時期」です。
ダウンロード版のライセンスの開始時期は購入したタイミングです。
つまり「購入日」=「プログラムダウンロード日」=「ライセンス開始日」となります。
これに対してパッケージ版は「購入日」≠「プログラムダウンロード日」=「ライセンス開始日」となります。
つまり購入してもダウンロードするまでライセンス開始となりません。
パッケージ版は手続き面では郵送で届くのを待つか、店舗に買いに行かなくてはならず、面倒だったり時間がかかるといったデメリットがある一方でライセンス切れ到来日より以前の「安い時に買い置き」ができるという有利な点もあるのです。
2-2-3. 「パッケージ版」の亜流の「カード版」
「カード版」と言う名称で販売されている商品もあります。
これはパッケージ版とほぼ同義ですが、パッケージ(箱)をやめて紙だけを送っているバージョンで、「パッケージ版の亜流」と言えます。
ライセンス使用開始日の考え方は「パッケージ版」と変わりません。
パッケージ版のパッケージを廃止して中身をカードにして郵送しているだけです。
だから「カード版」。
こんな感じで固い紙に印刷して郵送で送られてくるのです。
2-2-4. 呼び名が違うだけの「オンラインコード版」
「オンラインコード版」という名称で販売されている商品もあります。
こちらは「ダウンロード版」と呼び方が違うだけで意味はまったく同じです。
ライセンス使用開始日の考え方も「ダウンロード版」と変わりません。
2-3. まるごと安心パックの有無(サポートの違い)
「まるごと安心パック」とは通常のサポートサービスよりも更に充実したサポートが受けられる「オプションサポートが付いている」という契約です。
専用ダイヤルで製品のサポート以外にも他社ソフトウェアの質問を電話・メールサポートの他に、チャットサポートやリモートサポートで受けることができるサービスをオプションで付けることになります。
製品そのものに何ら変わりはありません。
2-4. ライセンス契約期間の違い
ESETセキュリティソフトには永久に利用可能な「買い切り」という購入方法はありません。
有効期間のあるライセンスを購入する形になります。
1ヶ月・1年・3年の3種類です。
期間が長いほど料金が高くなりますが割安となります。
3. 商品ラインナップ
商品ラインナップは大きく分けて以下の様な分類になります。
- パーソナルセキュリティ
- ファミリーセキュリティ
- Smart Security Premium
この商品ラインナップがパッケージ名称と製品名称が混在しているためわかりにくくしています。
この3つの商品ラインナップが更に細分化されて以下の様な一覧になるわけです。
3-1. 商品一覧表
販売形態 | 契約 期間 | パーソナル セキュリティ | ファミリー セキュリティ | Smart Premium |
||
---|---|---|---|---|---|---|
ソフト | ・Internet Security ・Cyber Security Pro ・Mobile Security for Android | ・Smart Premium |
||||
サポート | 通常 | 安心 | 通常 | 安心 | 通常 | |
ダウン ロード版 | 1ヶ月 | A | A | A | A | ― |
1年 | B | C | B | C | G | |
3年 | B | C | B | C | ― | |
パッケ ージ版 | 1年 | D | E | D | E | ― |
3年 | ― | ― | F | ― | ― |
表中のA~Gは販売先を表わしています。
3-2. 「Premium」の購入方法は1種類
上位製品の「Smart Security Premium」は日本正規総代理店キャノンITソリューションズのキャノンITSオンラインストアでのみダウンロード可能です。
商品としてはダウンロード版が通常サポート・1年の契約期間でのみ購入可能です。
3-3. 「パッケージ版」で3年契約できるのは「ファミリーセキュリティ安心パックなし」のみ
パッケージ版では通常1年のみの契約でファミリーセキュリティだけが3年契約のものが購入可能となっています。
1台のみ登録でコスパ優先ならダウンロード版となります。
また安心パックをつけて安く購入したい方も同様にダウンロード版一択でしょう。
4. 販売店
ESETセキュリティソフトは旧チェコスロバキアで設立されたESET社で開発された製品です。
現在同社はスロバキアを代表するソフトウェア企業です。
日本総代理店であるキャノンITソリューションズ社がオンラインショップ数社、物販会社数社を認定してキャノンITソリューションズ社を含めた数社で販売されています。
4-1. 販売店一覧
- ダウンロードネット契約
キャノンITソリューションズ/キャノンITSオンラインストア/Amazon/Yahoo/楽天市場/Chatwork/Vector - パッケージ版オンラインショップ
キャノンITSオンラインショップ/Amazon/JoshinWeb/楽天 - パッケージ版販売店舗
ヨドバシカメラ/ビックカメラ/上新電機/エディオン
但し全ての商品が上記のお店全店で買えるわけではありません。
商品の種類によって購入先が異なります。
4-2. 商品別販売店一覧
これを先ほどの商品一覧に照らして整理すると以下のようになります。
A~Eはパーソナルセキュリティとファミリーセキュリティの販売先が共通です。
Fはファミリーセキュリティのみ、Smart Security PremiumはGのみとなります。
- A:ダウンロード版1ヶ月
キャノンITソリューションズ - B:ダウンロード版1年・3年/通常サポート
キャノンITSオンラインストア/Amazon/Yahoo/楽天市場/Chatwork/Vector - C:ダウンロード版1年・3年/安心パック
キャノンITSオンラインストア/Amazon/Yahoo/楽天市場/Chatwork/Vector - D:パッケージ版1年/通常サポート
キャノンITSオンラインショップ/Amazon/JoshinWeb/楽天/ヨドバシカメラ/ビックカメラ/上新電機/エディオン - E:パッケージ版1年/安心パック
Amazon/JoshinWeb/ヨドバシカメラ/ビックカメラ/上新電機/エディオン - F:パッケージ版3年/通常サポート
Amazon/ヨドバシカメラ/ビックカメラ/上新電機 - G:Smart Security Premium
キャノンITSオンラインストア
5. フローチャートで判定「どれを買えばいい?ESETセキュリティソフト」
ESETセキュリティソフトの価格は「どの製品」を「どの様な契約でライセンスを取得する」かの組み合わせとなる「パッケージ化された商品」単位で決まります。
つまり「どの製品」を「どのような使い方」をするか(この組み合わせ)で価格が決まります。
そして同じ「組み合わせ」でも購入先等で微妙に価格が変わります。
ですから、購入決定のプロセスは「どの商品を選択するか?」ということを以下の様なステップを踏みながら行います。
- 登録(利用)するマシンを決める
- 以下の項目について優先順位を検討する
・上位製品購入要否
・安心パックの要否
・契約期間
・購入形態
・購入店 - 候補となる商品をピックアップ
- 価格を比較する
- どこの販売店で購入するかを決める
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5-1. 登録マシンを決める
その後の選択肢を登録マシンと台数は左右しますので、まずはどのPC、スマホに登録するか対象マシンを特定します。
5-2. 優先順位を決める
価格以外の要素として何点かありますが、それぞれの要素がトレードオフになっているケースもありますので、以下の要素について優先順位を検討します。
- WinPCに対して上位製品「Smart Security Premium」にするかどうか
- サポートについて「安心パック」のオプションサポートをつけるかどうか
- 価格以外に契約期間を重視するかどうか
5-2-1. 上位製品の優先度
先ほど見た通り以下の2点が上位製品とスタンダード製品の相違点です。
- 「仮想ドライブ」「リムーバブルメディア」データ暗号化
- パスワード一元管理
これを絶対と捉えるかどうかです。
先述の通り、製品としてのソフトウェアは、Mac用、アンドロイドスマホ用が1種ずつ、Win用が上位・スタンダードの2種の合計4種類です。
利用するPCがWinマシンのみの場合は製品の選択肢がありますが、MacPCやアンドロイドスマホへの登録が必要な場合は対応していませんので上位製品である「Smart Security Premium」の選択は無くなります。
スタンダードモデルの「Internet Security(WinPC用)」「Cyber Security Pro(MacPC用)」「Mobile Security for Android(スマホ用)」の3製品は別個のプログラムですが商品としては1つの契約で自由に選ぶことができます。
他の項目と異なり「Smart Security Premium」を選択した場合には購入先も含めて全ての項目について選択肢がないので価格まで決定することになります。
(ダウンロード版を1年契約して定価販売のキャノンITSオンラインストアで購入)
またWinPC1台、MacPC1台の様なマシン構成だった場合、WinPCに上位製品を選択するとMacPC用としてスタンダード製品も別途購入しなければならず、2つのソフトを購入することになりますのでコストパフォーマンスは下がるかもしれません。
5-2-2. 安心パックの優先度
安心パックの有無が問題になるのはファミリーセキュリティ(5台までのマルチユース)を選択した時に3年契約ができないということのみです。
もちろん、上位製品選択より重要度が高ければ自動的に「Smart Security Premium」の選択は無くなります。
5-2-3. 契約期間の優先度
契約期間の長さは主に価格に反映しますが、価格への影響度以外の要素を気にするかどうかです。
例えば、「初めて使うので使い勝手がわからないまま3年契約するのはちょっと心配だから最初は1年で契約したい」といった理由の優先度がどこまで高いのかどうかを検討しておきます。
動作に不安がある方は「無料でお試し」という選択肢もあります。
また最短の1ヶ月で契約するというのも手ではありますが、契約継続が自動更新なので後で違う契約にし直す手間(プログラムのダウンロードやインストール)を惜しむと割高となってしまいます。
ESETセキュリティソフト利用自体に不安の無い方は無料お試しは慎重にした方が良いかもしれません。
5-2-4. 「ダウンロード版」「パッケージ版」の優先度
ご説明の通り、大した違いの無い両者ではありますが、「商品が到着するのを待つのが嫌だ(今日すぐにやりたい)」、「紙で登録コードをもらわないと不安」といった点で優先度が高い方はインストール方法を優先して決定します。
パーソナルセキュリティ(1台)の場合に3年契約できない等とトレードオフになります。
この他にも「安くても知らないお店では購入したくない」等除外要素があれば次の価格比較の対象から外していけば良いでしょう。
5-3. 候補を挙げて価格を調べる対象を決定する
ある程度、商品決定の優先度合が整理出来たら価格比較する商品のピックアップです。
私が今回更新手続きをする際に行った検討フローを例としてご説明したいと思います。
5-3-1. 私が実際に行った検討の流れ
まず我が家のPCは娘が使っているモバイルも含めてWinPCが4台です。
サポート、上位製品への優先度は極めて低いです。
従来の状況で満足できており、基本的にコスパ優先ですので、サポート、上位製品等は不要です。
4台を個別のパーソナルセキュリティという選択肢はコスト面からあり得ません。
1台のみ登録のパーソナルセキュリティをマシンごとに個別に購入と5台まで登録可能なファミリーセキュリティを比較するとファミリーセキュリティの方が断然お得です。
「近日中に3台持ちから2台廃棄して1台持ちに変更予定」等の特殊事情が無い限り2台以上登録ならマルチユース一択でしょう。
また、契約期間は長い方がコストパフォーマンスが良いので3年となります。
「ファミリーセキュリティ・通常サポート(安心パックなし)・3年」
ここまでがすんなり決定です。
あとは「ダウンロード版」か「パッケージ版」かという点と「どのお店で買うか?」という点だけです。
ここで価格比較することにしました。
4-2. 商品別販売店一覧を参照すると私の購入対象は以下の通りです。
- B:ダウンロード版1年・3年/通常サポート
キャノンITSオンラインストア/Amazon/Yahoo/楽天市場/Chatwork/Vector - F:パッケージ版3年/通常サポート
Amazon/ヨドバシカメラ/ビックカメラ/上新電機
ちなみに私はダウンロード版で購入しており、サポートからはダウンロード版の継続案内がきておりそのままダウンロード版の継続をするのは通知通りやるとすぐに終わるようになっていました。
その場合は上記Bに該当し「ダウンロー版」をキャノンITSオンラインストアで購入することになります。
しかし、いろんな購入方法があり比較すると以下の表のようになります。
(購入は2018年8月でキャンペーン価格等時期により大きく変動します)
販売元 | 製品タイプ | 価格設定 | 実売価格 |
---|---|---|---|
キャノン | ダウンロード版 | 定価 | 10,584円 |
キャノン | ダウンロード版 | キャンペーン価格 | 7,538円 |
キャノン | ダウンロード版 | キャンペーン価格 (早期割引適用) | 7,182円 |
ChatWork | ダウンロード版 | オンライン価格 | 5,980円 |
Yahoo | ダウンロード版 | オンライン価格 | 7,538円 |
楽天市場 | ダウンロード版 | オンライン価格 | 7,538円 |
Vector | ダウンロード版 | オンライン価格 | 6,980円 |
ヨドバシカメラ | パッケージ版 | オンライン価格 | 7,540円 |
ビックカメラ | パッケージ版 | オンライン価格 | 7,538円 |
上新電機 | カード版 | オンライン価格 | 6,980円 |
Amazon | カード版 | オンライン価格 | 4,980円 |
こんな感じです。
お店によって10%程度のポイント還元などもありますが、結局のところダントツで安かったのでアマゾンで購入しました。
ちなみに私は継続(更新)でしたが、新規購入として購入しました。
アマゾンのレビューでも同様の方もいましたし、ベンダーのサポートセンターにメールで問い合わせたところ、再インストール(ダウンロード含む)さえ面倒でなければ別に問題ないとのことでした。
整理すると以下の様になります。
- 対象台数:Win4台
- ライセンス期間:3年(価格優先)
- 商品形態:不問(価格優先)
- オプションサポート:不要(価格優先)
<選定商品>ファミリーセキュリティ安心パックなし/5台3年版/ダウンロード版又はパッケージ版
- 【販売店】
- B:ダウンロード版1年・3年/通常サポート
キャノンITSオンラインストア/Amazon/Yahoo/楽天市場/Chatwork/Vector - F:パッケージ版3年/通常サポート
Amazon/ヨドバシカメラ/ビックカメラ/上新電機
6. 価格比較の注意事項
選定のフローチャートで一つ注意が必要な点があります。
それは、キャンペーン価格です。
通常なら、「1台限定」<「5台登録可」、「利用期間:短」<「利用期間:短」という価格の大小関係になります。
しかしながら、キャンペーン価格が部分的に適用されるので逆転現象が起きます。
ですから、対象マシンが1台しかないからと言って「1台限定」登録用の「パーソナルセキュリティ」が安いとは限りません。
必ず、「5台登録可能」な「ファミリーセキュリティ」の料金も確認した方が良いということです。
7.まとめ
大変長い説明を最後までお読みいただきありがとうございました。
最後に整理してお伝えします。
- ESETセキュリティ商品について
利用実績も豊富で安心の商品です。どうしても他社製品と比較したい場合には比較サイト等をご利用してみて下さい。
ESETセキュリティの無料体験版を利用するのもひとつの手でしょう。 - ESETセキュリティ購入が決まったら、まずは何台のマシンに登録するか、手厚いサポートを受けたいか、高性能かスタンダードで良いかを決めます。
迷う方は、スタンダードサポート(安心パック不要)、スタンダードタイプ(高性能不要)で十分だと思います。 - ダウンロード版かパッケージ版かの判断は「1日を争わないなら価格が安い方を選ぶ」、今日でないとだめなら「ダウンロード版」一択。
- 購入タイミングによりますが、アマゾンのキャンペーン価格が最安の可能性大。
- 価格ドットコム等で価格推移を見てパッケージ版・カード版を買い置きしておくのも賢い節約術になる。
是非、賢くお得にセキュリティソフトを購入してみて下さい。
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