台湾メーカーASUSのミニPCを使ってきた感想です。
最近はPCなどのIT製品も「日本製じゃなきゃ!」という人も減ってきたと思います。
日本のメーカーが世界一と言われたのも今は昔な感じもしますからね。
それでも台湾等アジアの国の製品には二の足を踏む方もいるかもしれません。
でも思った以上に使いやすいですし、壊れません。
1. パソコン紹介
購入したパソコンの概要は以下の通りです。
- 機種
- 発売日
- 購入日
- 基本スペック
(本体サイズ)幅39×高さ193×奥行き193mm
(重さ)約1.2kg
(CPU)デュアルコアCeleron 847(1.1GHz)
(メモリ)4GB
(HDD)500GB
ASUS EB1505-B025M EeeBox
2013年6月
2013年11月
購入時のレビューはこちらに詳しくお伝えしております。
宜しかったらご参考にして下さい。
2. 購入時の目的と現在の使用目的
このPCは元々ダイニングで食事をしながら観るテレビをモニターとして妻がダイニングテーブルから操作して利用する目的で購入しました。
2-1. パソコンのモニターをテレビにしたら予想以上に不便
パソコン本体を写真の様にテレビの横においてキーボードとマウスを無線にして離れて操作することにしました。
しかしこれが予想以上に不便であることが判明しました。
〔不便その1〕無線は離れると意外に反応が鈍くてイライラする
〔不便その2〕モニターが離れていると文字が良く読めずイライラする
〔不便その3〕テレビを観ながらパソコンを使うことができない
ということで、モニターを買わなくて済むから安上がり!って思って本体とキーボードのみで安く売っていたこの製品を買いましたが、あっけなく方向変換にすることにしました。
2-2. ノートパソコンと入れ替えて家族用のハイスペックマシンへ
我が家ではリビングに机を置いて家族が誰でも使えるパソコンを1台用意していました。
このマシンがノートパソコンだったのですが、購入して日が経ち、スペックが落ちたのとハードディスクの容量が不足してきたなどの理由でかなり動作が遅くなっていました。
そこで思い切ってノートPCは一度リセットして妻専用マシンにして、今回ご紹介しているEeeBoxを家族用マシンにしました。
ハイスペックマシンではないので、3Dゲームとか高解像度を要求する使用用途には物足りないマシンですが、我が家の使用用途はネットサーフィンとメール、私のブログ執筆、息子のフォトショップぐらいですからこのマシンでも十分過ぎます。
今までが超スローモーションで動作していたので、何だか急にハイスペックマシンに乗り換えた気分で軽快な作業が気持ちよかったです。
3. 外付けモニターを利用して新たな利用法を身に付けた
テレビに接続すればモニター要らずだと思っていましたので、リビングで家族用PCとして利用するにはまずはモニターを付けなければなりません。
ということで「価格ドットコム」や「アマゾン」で物色しました。
画像の質とかこだわりはありません。こだわるのは価格と丈夫さだけ。
とはいってもあまりにもヒドイ製品は掴まされたくはないのでレビューを参考に決めたのがコレ。
BenQ 21.5インチワイド スタンダードモニター (Full HD/VAパネル) GW2255HM
お値段は… 12,950円
とても気に入っています。
こちらのモニターについても近日中にレビュー記事をアップしたいと思います。
4. 2年半を過ぎても不具合なしで安心稼動
既に2年半以上使っていますが、不具合も無く安定稼動してくれています。
少しづつハードディスクの容量残が減ってきたり、メモリを消費するアプリケーションが増えたことから動作速度は購入当初から比べると遅くなりました。
それでもノートパソコンを使ってると必ず到来する超低速パフォーマンスを体験してきている私には今までで最もストレスを感じさせないパソコンとして機能しています。
不具合と言うほどではありませんが、この手のミニPCのご利用をご検討されている方には知っておいて欲しい事例を1つご紹介したいと思います。
4-1. DVD/CDドライブのイジェクト
本体前面にあるDVD/CDドライブですが、ここに挿入したCDがイジェクトボタンを押しても出てこなくなった事例が一度だけありました。
ターンテーブルが出てきて、そこにディスクをセット挿入するタイプですとイジェクトボタンでディスクが取り出せない場合に緊急用のディスク取り出しボタン(細い針のようなものを差し込んで押せる)が付いているので困る事もないのですが、ローディングタイプ(ディスクを挿入すると自動的に吸い込んでくれるタイプ)は、緊急ディスク取り出し機能が無いので、困ります。
4-2. 『ゲス極』さんのCDが飲まれて涙目の息子
中学生の息子が当時大流行の『ゲスの極み乙女。』にハマっていました。
リビングで寝室でクルマの中で、お気に入りのCDをエンドレスで聴いていて私もスッカリ覚えてしまいました。
当時の息子の宝物のようなCDがPCから取り出せなくなったから大変です。
何度イジェクトボタンを押してみても、「ウィーン」とそれっぽい音はしてモーターが駆動はしているもののCDは一向に出てきてはくれません。
息子は既に涙目で私にヘルプを訴えかけてきます。
画面でクリックして命令する電子的なイジェクトも本体前面の機械的なイジェクトボタンも結果は同じ。
『困った時のグーグル先生』という事でネットで調べてみました。
想定されそうな簡単な事例なので先人の知恵ですぐに解決すると思いました。
4-3. ローディングタイプのディスクの取り出しは予想以上に難しい
ネット上で解決策を探してみましたが、なかなか見つかりません。
「出ない場合は最悪、自己責任でPCを分解するなどするしか方法がありません」
というような記述も見られます。
「こりゃ、参った」
と思いながらも息子には、
「心配すんな!」
と言い聞かせてネットでの情報収集を諦め、再びPCのイジェクトボタンを押してみましたが、やはり出てきませんでした。
そう言えば…
「困った時の再起動!」
って合言葉もあったじゃないか、と思い直し再起動をしてみました。
すると何事も無かったようにイジェクトボタンが普通に起動して無事『ゲス極』さんのCDは出てきました。
これでいつも解決するかわかりませんが、もしこの様な症状になったら諦めずPCを再起動することをお試し下さい。
5. ASUSというメーカーはどうなの?
ASUSは台湾のPCメーカーです。PCだけではなくPCパーツやスマートフォンなども作っています。
「ASUS JAPAN」という日本法人もあります。
今回ご紹介したEee PCシリーズがヒットしたことで日本にテコ入れするため2008年から日本法人ができたようです。
私はPCは日本製が良いと思ってきた時期もありましたが、PCの値段が下がってきてからは海外製品も購入対象とするように方針変更しました。
買い替えが当たり前の消耗品なので、そこそこのスペックであればできるだけ低価格のものが良いという考えで選んでいくと日本製は除外されることが多くなりました。
例えばこの記事はデルのノートパソコンで書いています。
そして台湾メーカーであるASUSのミニPCを購入してみると、特に問題なく使えるのでコストパフォーマンスが良い点を結構評価しております。
最近では出先で使うためのモバイルパソコンもASUSのものを購入しました。
デザインもすっきりしていて気に入りました。
娘が学校で使うのにモバイルPCが必要だということでしたのであげてしまい、今は手元にありませんが…。
もし海外メーカーを敬遠されている方は格安のPCを購入してそのパフォーマンスを体感してみる、というのも悪くないかもしれませんのでおススメ致します。
コメント
何が言いたいのかさっぱりわからない。無駄な時間を費やした。妻のリビングでのキーボード操作はやめたの?外付けモニターはどのパソコンにつなげてるの?
結局リビングでは安いノートパソコンを使用しています。ということですべて収まったということでよろしいでしょうか?
低スペック記事で申し訳ありませんでした。
本記事では台湾製の低価格PCでも「そこそこ使い」の用途なら充分購入に値しますよ、ってことが言いたかったのですが、余計な情報が多くて伝わらなかったようですみません。
リビングでは「低価格デスクトップPC+外付けモニター」で重宝しています。
妻は古い低スペックノートPCで我慢してもらっています。