1. Locatoen アプリ紹介
Locatone(ロケトーン)は位置情報で反応するスマホ用の音声アプリです。
「GPSを利用してユーザーが特定の場所に行くと用意されたコンテンツが起動して音声が届く」という仕組みです。
1-1. アプリを提供するのはソニー
ソニーの「Loatone公式サイト」では以下のようにLoatoneを説明しています。
Locatone™(ロケトーン)はあなたの「好き」と一緒に現実世界を散策できるSound AR™サービスです。ツアーを開始し、マップ上にある特定のスポットを訪れると、自動的にその場に応じた音声や音楽が聞こえてきます。
音声を聴きながら街をめぐることで、街の新しい魅力や楽しみ方を発見することができます。 また、ARカメラ機能で記念写真を撮ることもできます。
1-2. アプリは無料でダウンロード、コンテンツも無料あり
アプリは無料でダウンロードできますし、試聴もできますし無料コンテンツもありますので気軽にお試しできるのは嬉しいです。
謳い文句通り、スマホとイヤホンがあれば簡単に楽しめます。
1-3. Sound ARでバーチャル感を盛り上げてくれる
単に位置を認識して起動するアプリではなくソニーが「Sound AR」サービスというだけあって音声がバーチャルな体感が出来るのでイヤホンで聞くとその効果抜群です。
「え?今どこから聞こえてきた?」
って思う様な感じです。
しかも位置情報で自分がぐるっと回ると右耳の音が強くなったり、左耳から良く聞こえたりします。
1-4. イヤホンはソニーのワイヤレスイヤホン LinkBuds
自然の音との融合を楽しめる様な作りになっているためソニーでは周囲の音が聞こえる『耳を塞がないイヤホン』をおススメしています。
そうです、ソニーはこのアプリを通じて自社製品の販促を狙っているようです。
このサービスは普通のイヤホンでも十分に楽しめますが、誰かと一緒にお出かけした時には密閉式のイヤホンでは話がしにくいし、自然の音の融合までは楽しむことはできないかもしれませんね。
私も高額イヤホンに手を出したくなったらこの「LinkBuds」を検討することにしてみます。
2. Loatoneのコンテンツ
音声ガイダンスサービスとしては昔から観光地や美術館などでありましたが、LoatoneのコンテンツはARサウンドを活かしてもうちょっとエンタメ寄りの趣向を凝らしているコンテンツが揃っています。
特に音声コンテンツと親和性の高いアニメ系やアーティスト系とのコラボでARサウンド効果を発揮しています。
ラインナップを見てみますと…
2-1. アニメとのコラボ
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」
『めんまとふたり旅~めんまが秩父を案内するんだってばよ~』
「あの花」の聖地巡礼もテンション上がるでしょうね。
残念ながら2021年12月で開催は終了してしまってます。
2-2. アーテイストとのコラボ
YOASOBIとコラボした『大正浪漫』SOUND WALKというコンテンツがあります。
街をめぐりながら、新曲『大正浪漫』と物語の世界をめぐるサウンドエンタテインメント。
とのことでYOASOBIの楽曲を楽しみながら、「現代を生きる少年と、大正時代を生きる少女との百年の時間(とき)を越えた、手紙による恋物語。」を楽しめる趣向になっているそうです。
こちらは2022年大晦日まで開催しています。
開催地は「東京/銀座・日比谷」「札幌/大通り公園」「名古屋/久屋大通公園」「大阪/堂島・中之島」「福岡/天神」です。
無料提供のコンテンツなのでお近くの方は是非今年中に!
2-3. 施設とのコラボ
埼玉県・飯能市のムーミンバレーパークでは、
ムーミン谷のナイトウォーク ~イルモリノオト~を開催中です。
私は開催1週間後に行ってきました。
イルミネーションのセンスが素敵でデートスポットとしてもとてもおススメです。
こちらは、2023年1月19日まで開催しています。
入場料を払えばコンテンツ料金はかかりませんので、寒くなる前に是非行ってみてはいかがでしょうか?
※近日中にレビュー記事を予定しておりますのでそちらもお楽しみに
2-4. 企画モノ
「せんじゅさま」 @名古屋/@大阪 ホラーサウンドツアー
ホラー系の企画モノです。
「自故物件」@方南町 ホラーサウンドツアーは2023年5月まで無料で楽しめるのでホラー好きの方はいかがでしょうか?
そのほかにも趣向を凝らしたコンテンツが用意されています。
公式サイトでチェックしてみて下さい。
3. Loatoneコンテンツ制作コンテストが開催!
『Locatone Creator Contest 2022』
ソニーが渋谷をテーマにして作品募集したコンテンツが11月にいよいよ開催です!
審査を勝ち抜いた10名のファイナリストが11月1日より渋谷地区で競い合います。
私も11月3日に全作品を体験しに行ってくる予定です。
こちらもレビュー記事を書きたいと思います。
グランプリにはなんと賞金100万円!
ファイナリストの作品企画が紹介されていますが、
『100年後の海に沈んだ『海中都市シブヤ』を巡るサウンドツアー』
『ミュージカルング・ウォーキング』
『「聞き耳歩き」クラブ・バー探しLocatone』
とタイトルを聞くだけでワクワクしてしまうものばかりです。
さすがファイナリストに選ばれるだけあって皆さん素晴らしいアイデア満載です。
私も応募期間の6月に知っていれば申し込んだのに…。
ファイナリストにはLocatoneの制作アプリ『Locatone Studio』はファイナリストへの限定公開なんですよね。
うらやましいぃ…。
4. Locatone制作アプリ『Locatone Studio』
この制作アプリは現在はコンテストのファイナリストだけの限定公開ですが、近日中に一般公開を予定しているそうです。
公開が待ち遠しいです。
「Locatone」紹介コンテンツで声の出演をしているモアイ岩下さんがコンテストに挑戦するとして、このアプリ『Locatone Studio』の使い方について簡単に紹介されています。
この記事を読むと操作が簡単に誰でもコンテンツ作りが出来そうです。
もちろんコンテンツファイナリストの様なクオリティには企画力やシナリオ作りの専門ノウハウが必要かもしれませんが、ちょっとした仲間内のイベントなんかには楽しいツールになるのではないでしょうか?
私はとにかく試してみたくてウズウズしております。
詳しい情報をご存知の方は是非教えて下さい!
※なんならソニーの偉い方とかのご紹介もwelcomeです。(;^ω^)
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