前回の記事では、『老人性てんかん』の特徴をご紹介しました。
1. 父の回復ぶりを見て思うこと
病気と闘うためにはお医者さん任せではなく、患者側も病気についての〈知識〉と〈最新情報〉と〈最新の治療法〉を積極的に知ろうとする姿勢が大事だと痛感しました。
それから、諦めないことも。
そしてそして、何よりも家族の支えが大切だと再認識しました。
2. 認知症と診断されている患者さんのご家族の方へ
現在、『認知症』と診断されている方の中には、父のように誤診されたまま辛い毎日を過ごされている方が、まだまだ沢山いるのではないかと言われています。
一度『認知症』と診断されたからと言って諦めず、患者さんの様子をよーく観察してあげて下さい。
『てんかんの症状』があったら迷わず脳波の検査をしてもらって下さい。
母のように「脳波の検査は必要ない」と言われても、『てんかんの症状』があるのなら医師に食い下がるとか、病院を変えるとかして脳波の検査をしてもらうことも必要かもしれません。
一日でも早く正しい病名に辿り着き、適切な薬で回復され、ご家族にも笑顔が戻ることを心よりお祈りしております。
この記事は2014年7月22日に書かれたものをブログ引っ越しを機にリライトしたものです。記事中の時系列も記事執筆当時のものになっています。