ブログやサイトをWordPressで運営している方は多いと思います。
定期的にプログラムのバージョンアップのお知らせがありますが、毎回深く考えずに更新ボタンをポチっとして済ませています。
しかし今回のバージョンアップはヤバ過ぎです。
今回のバージョン 「5.0–ja」にして焦った方は是非ご覧下さい。
1. 何気なくしてる、ワードプレスのプログラムバージョンアップ
ワードプレスにログインすると、こんなバージョンアップのお知らせが来ていることがあります。
この部分でも更新の必要があるプログラムの存在をお知らせしてくれます。
更新マークの隣の数字は対象プログラムの数ですね。
ワードプレス本体以外にプラグインの更新があることもお知らせしてくれます。
最初は恐る恐るしていたプログラム更新も最近はあまり深く考えずにポチっとすることとが多いです。
定期的にデータのバックアップもしているので、プログラムのバージョンアップ時にわざわざバックアップを手動で取ることもしなくなっていました。
2. 新しいエディターの登場
そして今回もいつもの通り、ポチっとしたところ、びっくりです。
2-1. 何これ?バグった?
いきなり、「こんにちは!」って言われても…。
焦りました。
編集画面が全然違って、一瞬バグったのかと思いました。
2-2. メニューはどこ行った?
新しいエディターは旧来のものと同様に「ビジュアルエディター画面」と「コードエディター画面」の2種類の編集画面が用意されています。
冒頭にご紹介したシンプルな編集画面は「ビジュアルエディター画面」です。
そして、「コードエディター画面」は下の画像となります。
私が最も気に入っているプラグインAddQuicktagで、編集作業の効率化が図れてすっかり気を良くして矢先にこれです。
「丹精込めて追加してきた私のQuicktagはどこに行った?」
そんな感じです。
この編集画面を返して!
そんな気持ちでいっぱいになりました。
3. 戻す方法はいたってシンプル
プラグインを入れれば、「全体としては最新バージョンながら編集画面は旧式のまま」で利用可能です。
3-1. その名は「Classic Editor」
プラグインは「Classic Editor」
そのまんまの名前です。
3-2. 実は公式にも利用を勧めているプラグイン
良く見るとこんなことが書いてあります。
親しみのあるクラシックエディターを使い続けたいですか?ご心配なく!WordPressによるClassic Edhitorプラグインのサポートは、2021年まで続きます。
Classic Editorプラグインは以前のWordPressエディターと投稿編集画面をリストアします。これにより、拡張があるプラグイン、古いスタイルのメタボックスの追加など、以前のエディターに依存したものを使い続けることが出来ます。インストールするには、プラグインページを訪問し「Classic Edhitor」の隣にある「今すぐインストール」ボタンをクリックします。プラグインのインストールが終わったら「有効化」をクリックします。たったこれだけです!
アシスティブ・テクノロジーを利用中の方へ:ブロックエディターで、編集にユーザビリティの問題が発生した場合、クラシックエディターの利用を継続することをおすすめします。
実は、更新作業した後に上の画面が表示されて、下の部分にある『Classic Editorをインストール』をクリックすれば簡単にプラグインをインストールできます。
公式にクラシックエディターの利用を勧めているんですね。
(だったら、更新させる前に「ちょっと待って!」ぐらい表示させてもいいのに…)
3-3. プラグインはバージョンを戻すわけではない
尚、この「Classic Editor」はワードプレスのバージョンを戻しているわけではありません。
あくまでも「編集画面と機能を昔に戻しているだけ」なんですね。
ですから基本的には最新のバージョン5.0になっているのです。
4. 簡単に新しいエディターについてご紹介
それでは簡単に新しいエディターをご紹介しておきましょう。
画面右側には従来とはちょっと異なりますが、各種メニューがあります。
パーマリンクやアイキャッチ画像の設定等、右側にメニューが集約されています。
そして一番上にある「3つの点」をクリックします。
表示設定やツール、エディター画面の切り替え等ができるようになっています。
新しいエディターでは「ブロック」という概念を取り入れて、レイアウトをブロック単位で編集できるようになりますが、私はいきなりこの編集方法への移行は時期尚早と捉えて当分はクラシックエディターで編集しようと思います。
何といっても、AddQuicktagの恩恵を一度受けてしまうと、なかなか手放せません。
2021年までは少なくともサポートしてくれる見込みの様ですので、ワードプレス・バージョン5.0はもう少し世の中の先駆者の様々なご報告を受けてから徐々に導入を検討したいと思います。
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