マイホームの購入する時にはいろいろなものを参考にしながら物件探しをしていくと思います。
ネットで条件検索しながら物件を絞っていったりしますが、気になった物件をより詳しく知る場合に入手するチラシには重要な情報が詰まっています。
今回は一戸建ての物件探しの時に知っておきたい物件のチラシの見方をご紹介したいと思います。
1. 楽しい物件探しにも必要な「冷静な目」
物件探しでは不動産屋さんから沢山のチラシをゲットすると思います。
物件の完成写真、間取り、周辺環境の写真が掲載され、物件のセールスポイントが目を奪います。
家族で物件探しをする時に、いろいろな物件のチラシを比較するのもワイワイやると楽しいものです。
是非チラシを見ながら盛り上がるのも120%楽しみたいところです。
ただ、家族で誰か一人は冷静に物件の良し悪しをデータに基づいて判断する必要があると思います。
チラシは『買ってもらうため』に作成しているわけですから、当然購買意欲を盛り上げるように作られています。
しかしチラシにはセールスポイント以外に物件のスペックが『決まり』に基づいて表示されています。
2. 物件のチラシの記載項目はこんなにある
物件チラシにはこんな表示があります。
■物件概要 ●名称/〇〇タウン2期A棟 ●所在地/〇〇市××町1丁目1-1 ●交通/JR〇〇線「△△駅」徒歩5分 ●総区画数/10区画 ●地目/宅地 ●建ペイ率/60% ●容積率/200% ●用途地域/第1種住居地域 ●道路幅員/アスファルト舗装6.5m 歩道2m ●私道負担/なし ●電気/〇〇電力 ●ガス/個別プロパン ●上下水道/公共上下水道(〇〇市) ●学校/△△第一小学校・△△第二中学校 ●土地権利/所有権 ●分譲戸数/1戸●分譲価格/〇〇〇〇万円(税込)●土地面積/150.22㎡ ●建物面積/96.88㎡ ●間取り/4LDK ●構造/在来軸組工法2階建 ●建築確認番号/第H23確認建築×××××号 ●完成予定/平成29年×月末 ●入居予定/平成29年×月末 ●取引態様/媒介 ●広告有効期限/平成29年×月末日
下の方に小さな文字で無味乾燥な表記がされていますので、最初は目がいかないかもしれません。
チラシを作成する業者さんによって多少の表現の違いもありますが上記のような事項が記載されています。
所在地や最寄り駅などはわかり易いかもしれませんが、「容積率」とか「第1種住居地域」といった専門的な用語も書かれています。
実はこれらの項目はその内容を知っていると効率良く情報を一覧で確認できて便利です。
この様な物件概要に記載されている内容を一通り理解しておけば、それだけ正確な情報が入手できるということです。
そして、それが自分たちにとって『考慮すべき条件なのか、無視できる事柄なのか?』を選別することができて物件の選別も効率的です。
3. チェックすることで後悔を未然に防止できるかも
マイホーム購入で最も避けたいのが、契約した後や実際に住み始めてから問題に気づいて『こんなはずじゃ無かったのに…』と後悔することではないでしょうか?
物件を気に入ってしまい多少スペックに気になる点があっても深く検討しないで決めてしまうというのは避けたいところです。
自分たちが希望する条件が何なのかを検討する際に駅からの距離や間取りや予算だけでなく、この様な物件概要に記されていることも考慮することはとても大切です。
物件探しの初期段階で必要な情報を網羅して『フィルタリングされた物件探し』とすることによって効率も上がり失敗を未然に防げると思います。
当ブログでは物件チラシに記載されている用語について説明をしていきたいと思います。
もし「これってどういう意味だろう?」という項目がありましたら是非チェックしてみて下さい。
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