前回の記事でご紹介した相棒・携帯用酸素ボンベといよいよ退院です。
1. 一時退院
心不全もだいぶ改善したので退院の許可がおりました。
2週間の入院生活でしたが、2泊3日の検査のつもりで入院したのでとても長く感じました。
ただ、退院を手放しでは喜べません。
「手術を早めにやった方が良いでしょう」
と言うことで、10日後にまた入院することが決まったからです。
とは言え、家に帰れることは勿論、天敵、いや点滴の針の痛みから解放されることは本当に嬉しいことです。
退院の日、手首に巻いていた本人確認用のネームバンドを看護師さんに外してもらいました。
その瞬間、釈放された囚人のように(経験はありませんよ)自由になれた気がしました。
気分爽快でした。
そして、入院荷物をまとめて病室を出る時、ついに<携帯用の酸素ボンベ>デビューを果たしました。
これでどこから見ても『一目で病人』と分かってもらえそうです。
病院の外に出た時、久しぶりに外の空気に触れ、思わず深呼吸をしました。
「あーやっぱりシャバの空気は美味しいなー」
あっ違う違う?
私が吸ったのシャバじゃなくて酸素ボンベの空気でした。
(^_^;)
2. 久しぶりの我が家
自宅に着くと酸素供給器とご対面。
携帯用のカニューラを外し、今度は酸素供給器のカニューラを鼻につけて過ごすことになりました。
退院後、生活面の制限は
- 階段禁止
- 家事も禁止
これじゃあ主婦は何も出来ません。
主人にも子供達にも申し訳なく思います。
3. 治療のモチベーションが上がった
そんな私に「お母さんは居てくれるだけでいいから」なんて言ってくれて、主人・子供達・お義母さん・お義父さんが色々な形で私をサーポートしてくれました。
本当に有難いし、皆の恩に報いるためにも少しでも健康に近づきたいと、治療に対するモチベーションが上がりました。
その時のHaruの記事を見てみる
この記事は2014年8月1日に書かれたものをブログ引っ越しを機にリライトしたものです。記事中の時系列も記事執筆当時のものになっています。