前回の記事では病気に関する啓発活動について私が思うところをご紹介しました。
今回は病院に行くときに受診する診療科についてご紹介します。
1. 肺高血圧症の受診て何科がいいの?
「自分は肺高血圧症じゃないか?」と思った場合、「何科を受診したら良いか」と言うと…
『循環器内科』の受診となります。
『肺高血圧症専門外来』を設けている病院もあります。
ただ、日本全国でもこの病気の<確定診断・治療が出来る病院>は非常に少ないです。
では、近くに<確定診断・治療が出来る病院>が無い場合はどうしたら良いでしょうか?
「総合病院」のように検査機器が揃った病院で、この病気を疑って診察してもらえれば発見は可能だと思います。
場合によってはセカンドオピニオンも必要かもしれませんが…
2. 紹介してもらうことも重要
そして、肺高血圧症の疑いが出てきたら、私のように<確定診断・治療が出来る病院>を紹介してもらうことが出来ます。
私が入院していた大学病院には肺高血圧症に詳しい看護師さんのチームがあります。
その看護師さんが研修に行くと言うので聞いてみたところ、これから新たに肺高血圧症の患者さんを受け入れようという病院があり、そこの看護師さん達に指導をしに行くとのことでした。
そして、そのような病院が増えつつあると、患者にとってはとても心強い話もして頂きました。
バルーンカテーテル手術をしてから、つくづく思います。
正しい診断と治療がされて、一人でも多くの患者さんが、あの苦しい息切れから解放されることを!!
CTEPH治療に詳しい医療機関・関連サイト
国立大学法人 千葉大学|Chiba University|国立大学法人 千葉大学|Chiba University
www.m.chiba-u.ac.jp
この記事は2014年8月20に書かれたものをブログ引っ越しを機にリライトしたものです。記事中の時系列も記事執筆当時のものになっています。