1. 地元の病院へ・・・その結果
私は頻度が高い簡易的な検診は地元の総合病院へ、年に1回の詳細な検診は大学病院へという風に定期検診を受診しています。
今月も月1回の定期健診のため、地元の病院に行ってきました。
結果は良好。
血液検査の結果は、心臓・肝臓・腎臓すべて異常なし。
1-1. 各種数値は?
心不全かどうかを示す数値【BNP】も正常でした。
パルスオキシメーターで測った血中酸素濃度は、調子が良い時は97とか98という数値になるのですが、この日は96でした。
でも、安静時で95以上あれば良いと言われているので問題なし。
(^^)
動く時は息切れしないよう気をつけながら、『90を切らない程度に』 と主治医から言われています。
どの程度の動きなら大丈夫なのかが分かるように自分でもパルスオキシメーターを買って、ときどき測っています。
血のサラサラ度を示す数値【PT(INR)】は今までより若干高い数値でした。
1-2. 薬の量の微調整
サラサラ度が高すぎたため、血をサラサラにする薬・ワーファリンの量を微調整して減らすことに。
この病気になった頃の薬の量は、「1日7種類15錠」で、
- 朝食後・・・7錠
- 昼食後・・・2錠
- 夕食後・・・6錠
肺の血管を広げる薬。
血栓が出来ないように血をサラサラにする薬。
ムクミを和らげる利尿剤。
鉄分を補う薬。
それから、沢山の薬から胃を守る胃腸薬。
本当に沢山の薬を毎日飲んで生かされてきました。
それが今回の処方は たったの(?)1日5種類8錠にまで減りました。
- 朝食後・・・4錠
- 昼食後・・・1錠
- 夕食後・・・3錠
薬の量を見るだけでも改善していることがよくわかります。
本当に嬉しい(*^_^*)
2. 叶うことなら…
自覚症状も良くて、以前あった息苦しさや胸の重苦しさもありません。
強いて言えば…
歩きながら長く喋った時に、ちょっとだけ息苦しさを感じるくらいかな。
別に走れなくても、踊れなくても、泳げなくても…
スポーツなんて何にも出来なくていいし、自転車にも乗れなくていい。
完治して欲しいなんて贅沢も言いません。
ただ在宅酸素だけは卒業したいなぁ。
それも叶わないのなら…
せめて携帯用の酸素ボンベ、持って歩けるくらい小型で軽量のボンベが欲しいなぁ…。
前に在宅酸素の業者さんにお願いしてみたんだけど、小型で軽量の酸素ボンベは在庫が少なく、希望の患者さん全てに行き渡らない状況なんだとか(T_T)
3. 優しい主治医
実は今回の受診、予約していた日に行けなかったのですが、私の主治医の先生の診察が週に1回しかないので、1週間遅れの受診となってしまいました。
3-1. 薬の予備を先回り
毎日、毎回、欠かさずに飲まなきゃいけない薬があるから、予約した日に病院に行けないということは、ホントに大変なことなんですけど、以前、主治医の先生が気を利かせて、
『急に病院に来られないこともあると思うから、予備の薬を1週間分多めに出しておくね。』
と多めに処方してくれていました。
それが今回役に立ちました。(^^)v
そして、予備の薬を使い切ってしまった私は、
『新たに予備の薬を貰えるよう、先生にお願いするのを忘れないようにしなくっちゃ!!』
と思っていましたが…。
私がお願いするより先に先生の方から、
『もう予備の薬、飲み切っちゃったよね? また1週間分多めに処方しておくね』
だなんて~(*^_^*)
私の主治医の先生は若い男の先生ですけど、ホントに気が利いていらっしゃる。
3-2. いつも素敵な対応で助かってます
予備の薬のこともそうですけど、大学病院に行く時の紹介状や、難病の更新手続きの際の検査や書類もいつも先々のことを読んでいて、私がお願いする前に抜かりなく準備してくれるのです。
前回の難病の更新時も…
いつもはやらない特別な検査を3つ受けることになってしまいました。
すると主治医の先生が
「検査の為だけにわざわざ病院に来るの大変でしょ?」
「急ぎの検査じゃないから次回の定期健診と同じ日に予約入れて、1日で全部やっちゃう?」
「でも、それだと時間がかなり掛るから疲れちゃうかな?」
「やっぱり検査は別の日に来てやる?」
と私の考えも求めながら、私の希望通りに次回の定期検査と同じ日に検査の予約を入れてくれました。
しかも、通常なら受け取りまで数週間かかる書類も早めに用意しておいてくれたのです。
(^^)
痒いところに手が届くというか、至れり尽くせりというか…。
いつも患者の身になって色々と配慮してくださるのです。
3-3. 患者の気持ちに配慮してくれる先生に感謝
それだけではありません。
忙しいだろうにいつも笑顔だし、爽やかだし、ちゃんと私の顔を見て話をしてくれます。(*^_^*)
何か質問しても分り易く丁寧に教えてくれます。
本当に頭が下がります。
医師によってはパソコンばかり見ていて、患者の顔すら見ないとか、何か質問しても不機嫌なのか?自信がないのか?何なのか?怒った口調で、もう何も質問できない(させない)医師もいるというのに。
主治医に恵まれたことを感謝して病院を後にしました。