前回の記事では私が服用しているワーファリンについてお伝えしました。
今回は術後の検査・『肺血流シンチ』についてお伝えします。
1. 『肺血流シンチ検査』を受けに大学病院へ
1回目・2回目のバルーンカテーテル手術を終えてからの私には以下の予定が控えています。
- 4ヶ月後に<肺血流シンチ検査>
- 5ヶ月後に3回目・4回目のバルーンカテーテル手術
1回目・2回目のバルーンカテーテル手術の様子は以下の記事をご参照下さい。
その<肺血流シンチ検査>の日がやって来たので、久しぶりに大学病院に行って来ました。
主人が休みを取ってくれて病院まで送迎してくれました。
ありがたや~
2. 『肺血流シンチ検査』とは?
私はこの検査を受けるのは2回目になります。
1回目はこの病気の確定診断の時に受けた時。
肺血流シンチ検査ではまず『放射性物質(放射性同位元素)を含む薬』を腕の静脈に注射します。
放射性物質を体の中に入れる、なんて聞くと「大丈夫なんだろうか?」と心配になってしまいますが…
そもそも人間は自然界からも放射線を浴びていますし、この検査ではごく微量、身体には害にならない量を使用するので心配はないそうです。
副作用の頻度も、造影剤(CTやMRIで使う)よりも低く安全性は確立されているといいます。
注射の後は20~30分、検査台に仰向けに寝るだけです。
私の体の中に入った『放射性物質を含んだ薬』は、骨や臓器に集まって放射線を発します。
検査台に横たわる私を囲むように検査機材があり、特殊なカメラで放射線を捉え画像にします。
それによって病気が存在するかどうかの診断や、機能診断をしてもらえます。
私の場合は<肺血流>の検査ですが、それ以外にも骨・骨以外の全身・脳血流・心臓・消化器・肝臓・腎臓(副腎)・甲状腺(副甲状腺)などの検査で行われています。
そう言えば大分前になりますが、私の父が脳の病気になった時、脳の血流を調べましょうと言われてやったのが<脳血流>シンチ検査でした。
私の父の病気のことは以下の記事をご覧ください
3. 私の『肺血流シンチ検査』の結果は…
<肺血流シンチ検査>後、大学病院での主治医・C医師から検査結果を伝えられました。
バルーンカテーテル手術の効果が出てきていて、検査でも血流の改善が認められました。
「自覚症状も改善されているようだし、追加のバルーンカテーテル手術はあと1回~2回で済むでしょう。」
「運が良ければ在宅酸素療法もしなくて済むかもしれないですね。」
とのことでした。
順調に回復していることにとても安心しました。
嬉しかった。
予定通り、翌月に3回目・4回目のバルーンカテーテル手術を行なうことをC医師と確認。
入院の予約室で手続きを済ませ、帰宅しました。
私の気持ちはもう来月のバルーンカテーテル手術に向かっていました。
「よしっ!!あと2回頑張ろう。」
「今より更に良くなって、在宅酸素が取れて、普通に呼吸が出来るようになってみせる。」
「そして長生きしてやるんだー!」
と希望に満ち溢れていました。